エッセイ 絶望のモラトリアム①2026.02.211. 境界線の風景 地元の私鉄に揺られて、僕はアルバイト先へと向かっていた。 無駄に曲がる線路の先から流れる車内アナウンスが、僕を無理やり高校時代へと引き戻す。 車内の風景は、東京とはまるで違う。サラリーマンの姿はまばら...